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ミン・ヒジン VS ハイブ 2回戦に押し寄せる疲労感/韓国日報記事

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カカオトーク公開 ミン・ヒジン VS ハイブ 2回戦に押し寄せる疲労

 2024-08-04 韓国日報 ホン・ヘミン記者

ADORのミン・ヒジン代表、HYBE役員陣を告訴…···HYBEも「虚偽告訴罪」で告訴
ミン代表のメンバー強奪・呪術経営・社内セクハラ隠蔽疑惑が相次いで提起
「明白な虚偽事実、HYBEの意図的歪曲止めろ」 直接話したミン代表
連日メディアを通じて続く疑惑提起と反論に大衆の疲労感が増大

しばらく「気まずい同居」を続けてきたHYBEとADORのミン・ヒジン代表の葛藤が第2回戦に入った。 葛藤が縫い合わされる兆しがなかなか見えない状況の中で、両側の告訴とメッセンジャー対話の内容公開など立場表明を通じた泥沼争いが連日続き、大衆の疲労度もやはり高まっている。

HYBEとミン代表の葛藤が水面上に現れたのは4月だった。 当初HYBEは、ミン代表とADOR役員陣が経営権奪取を通じた独自行動を試みたと疑って監査に着手し、以後ミン代表を背任疑惑で告発した。 問題が拡大すると、ミン代表は記者会見を開き、HYBEの主張に真っ向から反論し、双方は連日、互いの主張に反論する立場を示し、約1ヵ月間、鋭い意見対立を続けた。

彼らの葛藤が新しい局面をむかえたのは6月だった。 当時、HYBEはミン代表の解任案で臨時株主総会を決議したが、裁判所はミン代表がHYBEを相手に起こした議決権行使禁止仮処分申請を受け入れ、ミン代表の解任案は否決された。

辛うじて解任を免れたミン代表は、その後開いた2度目の記者会見で「大義的に何がより実益に敵うかを考えて全員が良い方向に選択しよう」として株主間契約の中で兼業禁止条項の修正などを条件にHYBEに公開的に合意を提案した。

これは、当時解任は免れたが、臨時株主総会で従来の社内理事2人が解任された後、HYBE側が推薦した新規社内理事が選任され、不利な状況に置かれたミン代表が状況を打開するために選んだ戦略と解釈された。

ミン代表の合意提案後、両者の葛藤はしばらく小康状態に入った。 しかし、気まずい同居を続けてきた両者の沈黙は、約1ヵ月ぶりに起こった泥仕合とともに幕を閉じた。

着実にミン代表の経営権簒奪の謀議を主張し、臨時株主総会の解任案否決後もミン代表に対する法的後続手続きを継続するという意思を明らかにしたHYBEは、ミン代表の合意提案を受け入れなかったものと見られる。

今月、ミン代表をめぐってはNewJenasメンバーの強奪疑惑、呪術経営疑惑などが相次いで提起された。 当初、ミン代表がソースミュージックからNewJeansのメンバーを奪ったという報道が出た後、ミン代表側は「この報道で扱った記事の内容は、推測に基づいて再構成された虚偽事実であり、これに対する強硬な法的対応を進行する予定」という立場を明らかにした後、HYBEの役員5人を相手に業務妨害名誉毀損などの疑惑で告訴を進めた。

ミン代表側は「被告訴人(HYBE役員陣)らが不法に取得した個人間のメッセンジャーの対話と個人情報を無断で流出、および自分たちの意図どおりに偽り編集した」として、HYBE側が監査過程で強圧的に取得した業務用ノートパソコンなどをフォレンジック(訳注:端末やネットワーク内の情報を収集すること)して不法取得した個人的な対話で、否定的な世論をつくっていると主張した。

これはミン代表をめぐって相次いで提起された疑惑が、HYBE発の情報に基づいているという主張と解釈される。 これに対し、HYBEはミン代表の主張に直ちに反論した。

HYBE側は「ミン代表は今までHYBEにノートパソコンなどいかなる情報資産も提出したことがなく、監査にも応じなかった」として「2人の副代表は本人の同意の下に情報資産を提出し、ミン代表とシャーマンの対話録などはHYBE業務用Eメールアカウントを通じて外部に伝送されサーバーに残っていた」と釈明し、ミン代表などに対して虚偽告訴罪で告訴をするという立場を明らかにした。

双方が告訴の事態を迎えた後も、ミン代表に対する疑惑は絶えず提起された。 以後、ミン代表のメッセンジャー対話の内容を証拠に、社内セクハラ事件隠蔽疑惑がふくらみ、ミン代表は先月31日、自身のSNSを通じて長文の釈明文と共に事件当事者たちと自身が交わしたメッセンジャーの内容を全面公開する超強手を用いて反論した状態だ。

この声明文でミン代表は「私とHYBEの葛藤の局面がおかしな方向へ展開し、疲労度が大きいと理解している。 当事者として謝罪申し上げる」として「ますます本質と遠ざかるおかしな戦いに変質することが奇妙だ。 HYBEと一部メディアは人権に対する概念を思い起こして、常識に戻って例のない個人に対する無分別で無慈悲な誹謗を止めろ」と促した。

実際、約1ヵ月ぶりに再び点火された双方の対立と連日マスコミを通じて伝えられる相反する主張に、大衆の疲労度は継続的に高まっている。 問題は、彼らが適当な合意点を探したり、法的結果を受け入れるまで、今のような世論戦は続く見通しだということだ。

「誰かを非難し、中傷するのはうんざりだ。 その因果関係や事実の有無を公に話す必要はない」と述べたミン代表の言葉のように、双方はマスコミを通じた世論戦を控え、事態の解決のための方案づくりに集中する必要がある。

彼らの葛藤は結局、お互いの実益のための戦いだ。 大衆の世論を通じて有利な方向に事態を導こうとする態度において、双方とも批判から自由ではないという点に気がつき、一日も早く事件の本質を解決するのに各自の最善を尽くすよう願うばかりだ。