はちみつと焼酎

BTS 방탄소년단/SUGA. 日本語訳など

ビハインド② Strange/ 28

Strange 

これもガイドラップの通り使いました。もう一回やってみてもその感じがでなくて。

このビハインドはガイドを「うを~おおう~」って感じで、ナムジュニが言ったみたいにしてて。英語の歌詞ちょっと書いてって言って。2行だけ書いてくれました。それ以上とても出ませんって。

バース1だけ書いて2を自分がするかどうか迷ってたんだけど、ラップフィーチャリングを変えたいなと思って。候補でこういう歌詞を書けそうなひとが周りで2人いたんですが、1人はタブロ兄さんで1人はRMでした。タブロ兄さんには話はしてなくてそのままRMさんにしたのは、ナムジュンが上手に書きそうだと思ったんです。こういう話について考えもはっきり持っているから。テーマは何?と聞かれたんだけど歌詞だけ渡して、読んで思いつくまま書いてみてって言ったら「やってみる」て。そのとき僕たちのスケジュールが取り消されている状況で。「仕事もなくなったし、何かしないと」って引き受けてくれた。

ただ最初はナムジュニがだいぶ負担感があったみたいで。僕が「どうした」って聞くと、「他人から見たときに、既得権がある人がこんな話をしていいのかな」っていうから「じゃあそれをそのまま書けばいいよ」と。僕たちは疑問だけを投げるんですよ。それで、「おかしくないか~?」って。正解があるなら教えてという。

あまりに格好いい歌詞。「四角い穴に穿たれた丸い釘」…わーお、キムナムジュンだけが書ける歌詞だ。歌詞みながら感嘆しました。本当に上手だなって。よくぞ彼に頼んだなと。

最後のフックはナムジュンがして終わるはずだったんだけど、思ったより感じが生かせなくて。「ナムジュナー、最後俺がしていい?」って聞いたら「ヒョンの曲なんだからヒョンの思うとおりにしてください」って。

これもビハインドありましたね。

うむ。確かにこういう歌詞はRM!って感じがする。

こういうちょっと大きな社会的なテーマで話すのはこの2人だろうな~。「Respect」も思い出しますよね。

そして自分の今の立場を考えて躊躇するところがナムジュンらしいし、それへの返しもこれまたユンギらしい。ナムジュンへの信頼感が感じられてステキなビハインドだと思いました。 

 

28

これも凄く前に書いた曲。ツアーしてるときにどこかのホテルで書きました。ツアーに出ると本当に眠れないんですよ。辛いくらい。時差で。体が慣れる頃に韓国に戻って。その日もミニバーにあるお酒を飲んで。ホテルに入るとカーテンをすぐ閉めるんだけど、そのときいろいろ考えてみながら作った。

で、これは新しく録音しました。ガイドは、海外ツアーのときはこれくらいの小さなマイクを使うんです。性能も良いし軽いしほかのインターフェイスがいらないし。それで1人で録音全部しましたがそれを使えなくて。で、全部録音しました。この10曲だれも録音担当してくれなかった(笑)

(装備の話分からないので割愛)

で、自分で録音したんだけど、スペースバー、録音止めるときにスペースバーを押すんだけどその音も録音されていて、それを切り取らないといけない。切り取れなくて入ってるところもあります。みなさんが聞いても分からないと思いますが。

NiiHWA氏とコンタクトするまでも面白かったです。R&Bのボーカルが必要で、ある人に誰がいいかとANLの人と??(聞き取れず)の人と出てくる人が同じような人で。それで新鮮な人がいいなと思って。「この人どう?」と言われて聞いてみると良くてこの人にしますって。それで後で知ったのはSlow Rabbitヒョンと同じ学校出身、後輩だってそんなことも。楽しく作業しました。でも一度も接待できませんでした。後で僕がおいしいものごちそうします。

 

この曲も好きです。今回のミクテを「28歳の自分の記録」と言ってたけど、これはこの間プロデュースしたIUちゃんの影響もある?

大人になるのが残念な気持ちと、変化として受け入れてる感じもあります。