2023.5.16.公開されたApple Musicの「Agust D Radio EP.5 BTS and ARMY」の(ほぼ)全訳です。
ゲストはBig Hit Musicメインパフォーマンス・ディレクターのイ・ビョンウンさん。BTSのダンスパフォーマンスの裏側について思い出話とともに話しています。
★適宜意訳しています。はっきり分からなかったところは丸めて訳してます。
中見出しは適当につけました。「♪曲名」は、その曲が流れたところです。
書き起こしの元テキストは、@dxxr_suga さん
- イントロ 「助力者」たち
- 元ストリート・ダンサー出身 メインのパフォーマンス・ディレクター
- たった一度のステージのためのRun BTS
- Fake Loveのときのユンギは痛々しかった
- D-DAYツアーのの演出と動線
- 何をどう見せるか グラミーのButterは深刻だった
- ダンスのDNA へグムのダンスプラクティス
- BWL,Dynamite,Butterで見せたかったもの
- 練習室の変遷 あそこで上手く行かなかった理由は
イントロ 「助力者」たち
ユンギ:早くも最後のエピソードが始まりました。皆さん、SUGA-Agust Dのラジオで皆さんとほかではできなかった話、SUGAとAgust Dのいろんな話をしたいと思います。
またラジオと同時に皆さんとAgust DのニューアルバムD-DAY、そして初のソロツアーを行っているので、特に意味深い時間だと思います。拍手〜。
皆さんがこの旅を一緒にしてくださって、 僕にも大きな力になったと思います。
そこで準備した今日のテーマは、メンバー、そしていつも私を支えてくれる様々な助力者の方々に関する話です。
音楽家になる夢を見てインスピレーションを与える多くの人々と助力者たちに会いましたが、その中でも最も意味深い出会い、そして旅を共にした人たち、まさにARMYの皆さんとBTSのメンバーたちです。
感謝の気持ちを込めて、この歌と共に力強く最後のエピソードを進めていきたいと思います。
最初の曲、BTSのFire。
♪Fire
ユンギ:さあ助力者(アシスタント)がいますよね。 僕も歌手になる前にアシスタントとして仕事を始めたので、うーん、僕が大邱で音楽をする時を思い出しますね。
その時は録音室を一プロ借りた。 ところが録音を受けてくれる人がいない。それで僕が呼び出されていつも録音を受けた記憶がありますね。その当時からあれこれ雑用までするオールラウンダーでした。
とにかくアシスタントの気持ちをとてもよく理解している、それでスタッフたちには、とても仏様のようなイメージのSUGA。うんそうなりました。そうですよね?
メンバーたちと毎回話してるんですが、本当にARMYの皆さんは僕にとってパートナー(同伴者)同然の、本当にもうこれは魂のパートナー。 ここまで走ってきてARMYの方々が 一緒にいてくださったので、もっと頑張って いい音楽をお見せしようと努力しました。
ああ、僕はまだ覚えていますよ。 僕たちが最初の音楽番組で、実はその前日にショーケースをしたんですが、最初の音楽番組の事前収録の時に十数人、20人ぐらいの方が入ってきました。
その方たちがまだいらっしゃるかは分かりませんが、とても不思議な感じでした。
なぜなら僕は大邱で公演した時、2人の前、5人の前で、むしろ営業をして路上で公演したりした記憶があるので不思議だった。あんなに良い舞台に、こんなに華やかな舞台に立ったことがなかったので不思議でした。 まあとにかく。BTSのMIC Drop。
♪ MIC Drop
ユンギ:ARMYたちのためにおすすめした曲をお聴きいただきました。
デビューして10年が経ったので、ARMYの皆さんとの思い出が 本当にたくさんあります。10年で山河も変わるといいますが、僕たちの仲は変わっていませんね。
本当にすべての方々がいつも身に余る愛をくださって応援してくださるので、いくつか特に記憶に残るエピソードもあります。
僕は特に公演場でのエピソードがとても記憶に残っています。
国によって都市によって違いますが、本当に情熱的に心を一つにして歌うARMYの皆さんの姿を見ていると、ああ、どうしてこの仕事をしないといけないのか、なぜ僕はこの仕事をやめられずに最善を尽くしてやっているのかを改めて知る瞬間です。
ステージで聞くといい歌をお聞きください。BTSのDynamite。
♪Dynamite
元ストリート・ダンサー出身 メインのパフォーマンス・ディレクター
ユンギ:ARMYの皆さんには感謝の気持ちを込めてARMYたちとの思い出を話してきました。また、僕の音楽旅行に欠かせない方々が、いつも周りで助けてくださる、僕たちの助力者の方々です。
その中で最も大きな助けを受けているパフォーマンスディレクターのイ・ビョンウンさんをこの席に一緒にお迎えしました。こんにちは!
ビョンウン:こんにちは。お会いできて嬉しいです。 Big Hit Music パフォーマンスディレクターのイ・ビョンウンです。
ユンギ:緊張してますね?
ビョンウン:はい、大丈夫です。
ユンギ:書いてきたんだね、それを書いてる人は初めて見た。
実はビョンウンさんとはずいぶん長い間…何年前に最初入社されたんでしたっけ?
ビョンウン:6年になりますね。
ユンギ:僕たちは約6年を共にしてきて、今はメインパフォーマンスディレクターです。あれこれ説明するのはちょっとあれですが、あそこから話をしなければならないようです。
ホビとニューロン。光州からホビがダンサーの夢を育てて歌手の夢を育てる時に一緒にやっていた方です。 ちょっと自己紹介をお願いします。
ビョンウン:はい。僕は入社して6年になるイ・ビョンウンディレクターです。その前はストリートダンサーとして、 コレオシーンで振付師として活動してきました。 j-hopeさんとダンスを始めたその縁で、ここまで来ることになったんだけど。
ユンギ:コネ入社だね。
ビョンウン:あ、必ずしもそうではありません。
ユンギ:コネだった。
ビョンウン:入社は私の実力です(笑)。 面接も厳しく受けて入社しました。
ユンギ:実は去年の6月13日以降、いろんなレッスンを受けながらビョンウンさんから色々学びました。
本当にオールラウンダーですよね。 様々なジャンルがお上手な。
SUGA-Agust Dラジオに 参加してくださって本当にありがとうございます。ラジオは初めてですよね? こんな録音も初めてで。
ビョンウン:初めてです。する機会がありません。
ユンギ:どうですか?ちょっと緊張しますか?
ビョンウン:すごく緊張します。
ユンギ:なんで緊張するんだろう? 普段、話すようにやればいいんだけど。
ビョンウン:マイクがあるし、みんなが見ています。
ユンギ:これ隠しましょうか? ここをこうやって仕切ったら見えないんだけど。
ビョンウン:私が見えません。
たった一度のステージのためのRun BTS
ユンギ:ビョンウンさんは BTS and ARMYと言えばどんな 曲が思い浮かびますか?
ビョンウン:もちろんいろんな曲がありますが、私はRun BTSだと思います。
ユンギ:良かったよね。
ビョンウン:その理由は、私たちが一度だけの舞台のために振り付けを作って練習をしたことが、年末授賞式以外にはありませんでした。
それにもかかわらず、ダンスをしようと提案してくださったのもメンバーの方々で、その練習室の熱量がどれくらいぶりに感じられたか。
ユンギ:歌を聞く前に説明しますと、釜山コンサートが決まって新曲を歌わないのもちょっとあれだったじゃないですか。
元々、その当時はただ上がって歌えばいいんじゃんって思ってたんだけど、振り付けを見て、みんな惚れちゃったんです。わあ、これは僕たちが本当にちゃんと準備しようって。
でもその当時は個人スケジュールがあったので、時間がない人たちが先に来たり、終わってから練習したり。僕も終わってから練習を少しした方でしたが、それで一度だけの舞台だけどインパクトがすごく大きかったと思います。
これは僕たちが一番うまくできることだと思って、音楽番組に出たらどうだったかと思いましたけど、あれほど多くのダンサーを収容できる音楽放送がないんですよね。多分、特別ステージを作って やったと思います。
とにかく、ビョンウンさんがおすすめした 「Run BTS」をお聞きください。
♪Run BTS
Fake Loveのときのユンギは痛々しかった
ユンギ:皆さんは今、特別ゲスト、パフォーマンスディレクターのイ・ビョンウンさんと共にSUGA-Agust Dを聞いています。
ビョンウンさんとの初めての出会いの話をちょっとしてみないといけないですね。
ビョンウンさんは僕に初めて会ったときを覚えていますか?
ビョンウン:とても忘れられません。
ユンギ:何だろう?
ビョンウン:まず時期がFake loveアルバムの振り付け制作をしていたんですけど、その時、元々日本のファンミーティングが先にありました。 僕の入社テストみたいな Let goという歌を制作して。
ユンギ:Let goの振り付けは良かった。 だけど覚える人の立場から言うと、最後の振り付けが違うじゃん。元々こう最初のサビ、2番目のサビで 普通は3番目になると変わります。 でもこれがちょっと難しく変わったんだ。 それで苦労した。
ビョンウン:でもその時の最初の姿がすごく痛々しかったんです。 本当に忘れられませんでした、その姿を。それでなくても白いのに、 もっと白くなって。
ユンギ:ああ、それが第一印象だったんだ。 その時、すごく鋭くて敏感な時期だったんですよ。
初めて会った時がFake loveということなので、Fake loveをお聞きください
♪Fake Love
ユンギ:紹介した曲について話してみましょう。 Fake loveの制作にも参加されましたか? どの部分をされましたか?
ビョン:はい、参加しました。コーラスの振り付けは、 自主制作でほぼ参加しました。 そしてバースとかフリーコーラス以外はほぼ自主制作で作ったと思います。
ユンギ:その頃はそう考えたら外国のダンサーたちから試案をたくさんもらいながらも、ほとんど自主制作。そこに混ぜて。自主制作の分がもっと多かったと思います。
Fake loveの振り付けについて 説明してください。
ビョンウン:Fake loveは企画段階からシヒョクさんの意見がはっきりあって。
曲の物語は皆さんもご存知だと思いますが、少し哀しい、そして流麗な、そんな動線とダンスラインの感じをたくさん盛り込もうとしました。
そんな中でもダイナミックさも必要なので、構成的に、特に多くのファンの方々が ご存知だと思いますが、SUGAさんパート、そのバックグラウンドで、お互いに…分かりますよね? 争って戦って。
ユンギ:ボタンが取れて。
ビョンウン:合わせるのにかなりかかりました。
ユンギ:僕が個人的にパフォーマンスする立場ではFake Loveは振り付けを作る時本当に大変だったんだろうなという..。
何故ってソースがそうじゃないですか。 バックの音で、普通は楽器に合わせたりボーカルに合わせたりリズムに合わせたりするんですが、実はそんなにダンスを組むのに良いソースのある曲ではないと僕は感じたんです。
曲を作ったという人の立場でもありますけど。 だからこれは本当に苦労されたんでしょうね。
ビョンウン:実際、それまでやってこなかった ダンスラインでもありましたし、BTSが。
ユンギ:今までビョンウンさん本人がやってきた振り付けの中で、一番これは作ってて、これは無理だよ、ってなったものはありますか?
ビョンウン:まず体力的な限界を感じたのはIDOL。
ユンギ:ああ、IDOL大変だったよね。 ほら年末のステージをしたら 歌が終わらないんだよ~。 ずっと繰り返して。実際に立ってみたら半端ないんだね。 ダンサーの方々もすごく大変そうでした。
メガクルーを僕たちがたくさんやっているので、そこに対するストレスや悩みなどはありませんか。
ビョンウン:むしろメガクルーをその時経験してから、そういうのがむしろ速くなりました。運営する能力がついて。
ユンギ:ある日は僕がこうやってずっとアルバムを準備していて、仲の良い兄さんたちと制作室でモニターをして、降りてきてバスケでもしようとしたら、練習室に人が50人もいたから「何してるんだ」って聞いたらホビの何かをしてるらしい。
ウンギョン:ああ、日本のMAMAですね。
ユンギ:見ていると、本当に一つ一つの位置と一人一人の動線を全部指示してたので、見てそのまま出てきました。若い頃を思い出してトラウマが急に.. 。
その時はそうだったなあ…ソンドゥク先生のことも頭に浮かんで…。あの時はダンサーもいなかったから、僕たちが練習を全部していたよな…。
D-DAYツアーのの演出と動線
ユンギ:とにかく、パフォーマンスディレクターとして今回僕の初のソロツアー、D-DAY TOURを一緒に準備して、これが出る頃にはツアー中だと思いますが、今は準備をしているんですけど。
今回の僕は…ダンスがないじゃないですか。
ビョンウン:今回はあんまりないですよね。
ユンギ:あまりないんじゃなくて、全くないじゃないですか。
ユンギ:楽しくなったらお尻のダンスくらいだけ踊ろうと思ってるんですけど。
パフォーマンスディレクターとしては、こういう中が空いた…いつもはアイドルの振り付けを中心にやっていて、そこがないステージをすることになるんですが、苦労などはありませんか?
ビョンウン:苦労は実は多いですよね。 なのでもっと演出と一緒にディベロップする形式でパフォーマンスを制作しています。
そして苦労と言えば、今回のさんのコンサートで一番心配なのは、健康。
ユンギ:僕の健康のことですか、 ビョンウンさんの健康のことですか。
ビョンウン:私の健康はさておき(笑)、これはソロなので代わりがいません。
ユンギ:僕はこれまでにないほど健康です。 体力をたくさん付けたし、減量もしたし。
そして今、ご存知のようにランスルーでずっとライブの練習をしているんですが 、今日もやって上がってきたじゃないですか。
約3時間くらいして上がってきたのですが、喉が全くつぶれませんでした。ある程度発声に何かがあったんじゃないかな?
それに息を長く続けるのもある程度…なんだか。以前はバースを一つしても8、4節しかできなかったから。でも最近は長く続けることに大きな問題がないんですよ。
ビョンウン:うん、でも現場では歓声と興奮が。その時は。
ユンギ:目に浮かぶな…。最近夢を見てます。 僕が歌ってる時に音が裏返って歌詞を忘れて。バタバタ起きて、ああ、これは夢なんだと。
ビョンウン:その心理的なプレッシャーがあるようですね。
ユンギ:そのときはそのときだって考えではあるけど、他のことは分からないけど、これは毎回、ちょっと恥ずかしいけどバースが多すぎるから。
歌詞が…歌詞は当然全部覚えましたよ。でも、実際に始まると途中途中でこの行と行がこんがらがって、単語がこんがらがるので、あっと思った瞬間それを逃したら一言で飛んでしまうから。 そういう部分で、そういうプレッシャーがちょっと大きいんじゃないか。
ビョンウン:それでは本当に体力的には大丈夫なんですね。
ユンギ:完全にいいですね。 ステージでダンスもしたかったんだけど。 でも今回はちょっとライブ中心に。
なぜならパフォーマンスはBTSの公演でたくさん見せられるから。これは僕がもっと走らないといけない。僕は飛び跳ねないといけない公演なんです。
何をどう見せるか グラミーのButterは深刻だった
ユンギ:それではBTSのパフォーマンスの準備をする時、どの部分が一番気になりますか? これは本当に気を使うというものがありますか?
ビョンウン:気を使う部分を言いますと、正直一つも大事じゃないことはありませんが、あえて一つだけ選ぶとしたら、ファンの皆さんにどうやって、または何を見せるかはっきり決めて作業をする方なので、それでポイントになる部分や狙いを、作戦を立てるように必ず作っておいて作業に入る方です。
ユンギ:それは音楽を作る時もよく似ていると思います。 これはこのような意図でこう聞こえてほしい。
パフォーマンスも同じじゃないですか。 これはこういう意図で こう見えたらいいな、 ファンの方々が一番好きでいてくれる 一つのパートだったらいいな 。
こういう風に進めるんですが、やはり創作は大きく変わらないと思います。
最近、本当に運良く色々な創作をされている方々をたくさん会いました、皆さんその考え方が似ていると思います。 この部分だけはきっと覚えてほしいと。
ユンギ:BTSのパフォーマンスの中で一番記憶に残るパフォーマンスや公演はありますか?
僕は個人的にMAMA のmic drop、あの時ビョンウンさん いらっしゃらなかったですよね? 2016でしたっけ? 16年だったと思います。 あの時を思い出します。
それと僕はIDOL。MelonのIDOL。
僕がしたことはあまりない。僕がしたことはあまりないけど、メンバーが扇子の踊りを踊って、ほかの子が何かしてなんだけど、とにかくその2つがレジェンドとしていつも選ばれます。
ビョンウンさんが思う一番記憶に残るパフォーマンスは?
ビョンウン:私はグラミーのButterです。
ユンギ:あー!それもビハインドが多いですよね。
ビョンウン:そこに至るまでが簡単ではありませんでした。
ユンギ:いや、今になって話ができるけど、当時はかなり深刻でした。
ビョンウン:ほんとに深刻でした。
ユンギ:急に公演を一週間後に控えてソクジンヒョンが手を怪我して、順番にコロナがかかって。結局は全員で一回?
ビョンウン:一回ですね。
ユンギ:一度だけ合わせました。 レジェンドじゃないですか。
わあ、本当に今だから笑って話せるけど、その時は大変なことになる状況だったから。
なので、僕が身震いしながら練習しました。 僕だけレーザーに当たるじゃん(笑)。そうだよ。忍び込みながらレーザーが当たる。 僕のせいで全部引っかかった。
ビョンウン:でも僕たちはモニタリングしてるんですけど、スタッフたちと。
本当にワールドカップを見てる感じでした 。ワンシーンワンシーンが終わるたびに「ああ!」「わあ!」(笑)。ジャケットシーンが終わったら「ゴール決まった」!
ユンギ:僕たちあれたくさん練習したじゃないですか。 服が破れて、本当に僕もその時 笑っていると思います 多分。できたっ~って。
練習する時も全然合わなかったんですよ。 でもありますよね 僕たちがいつもそういう大きなパフォーマンスをするたびに一つずつ大き パンクすることがあるんです、 昔から。とにかくそういうグラミー賞でした。
ビョンウンさんの記憶に一番強烈だったこの曲をお聞きいただきましょう。
♪Butter
ダンスのDNA へグムのダンスプラクティス
ユンギ:さあ、特別ゲストとしていらっしゃったイ・ビョンウンさんもご一緒されています。
BTSのパフォーマンスの話をビョンウンさんと一緒にしていると、メンバーたちが急に思い浮かびます。
正直に。練習をしながら投げ捨てたいメンバーがいるのか。
ビョンウン:(すーっ)ああ……ええっと…。(笑)
ユンギ:冗談ですよ。
ツアーを準備しながら、特にメンバーたちの大切さを とても大きく感じますが、ビョンウンさんも僕が準備する姿を見たと思いますが、どうでしたか?
僕自身は長い目で見ないといけないんです。去年の6月13日から色々なことがツアーの準備のための過程だったので、色んなジャンルを学んでみたんですが、そのあたりのことから話していただければと思います。
ビョンウン:私だけじゃなくて、パフォーマンスディレクタ-のみんなもそういうイメージなんですが、黙々とやるべきことをしていくメンバー。
さっき話したように、「ただやればいいわけじゃなくて、こうやれば良いんじゃないか」ってスッキリ説明してくれるので。
だから私たちがそんなに心配したり、そういうのはないんです。 本当に言った分だけはやる、そして常に補強してくる方なので。私たちはそこで意見が大きく変わらない。そういうメンバーだと思っています。
ユンギ:振り付けをマスターできずに上がることは ほとんどなかったと思います。 とにかく間違いなく、ステージで中間だけしようという感じなので。
ステージに上がって 自分たちのものを見せる時は緊張しないと思います。すごく準備するので。隣で見ていたと思いますけど。
ウンギョン:そうですね。そう見えます。
ユンギ:でも僕は覚えるのが前に比べてかなり速くなったけど、ああ、簡単じゃないです。
DNAにダンスがない人は仕方ないんです、 これは。すぐに覚えるジョングク、ホビ、ジミン、テヒョン、こういう子たちはすごく上手いけど、DNAにダンスがない僕は、もっと多くの時間と努力が必要だと思います。
ビョンウン:そのDNAを作ろうと思って、私たちがこれから5年を(笑)。
ユンギ:去年から色んなジャンルを始めた時に5年みましょうと、そう話したんです。
最近はあれこれアルバムの準備があって、ダンスができなかったんだけど。
それからこの話をしないと。へグムのダンスの話をちょっとしないといけませんね。
急に僕がヘグムのダンスをお願いして戸惑いましたよね。
ビョンウン:いや、でも内心すごく嬉しかったです。 ちょっとこれはやらないといけないんじゃないかなって話もしていたし、何もしないにはもったいない曲だと思ったから。 だから楽しく作業しました。
ユンギ:僕もサプライズが大好きなので。 「え、ここにダンスがあるの? 」これがちょっと欲しかったんですよ。
でも僕が練習をしたとき、この当時一緒に制作していのがジミンのlike crazy、ヘグムもつくって。それからホビの何かをされていて。
そんな中で、みんなが選んだ 一番難しいダンス!(笑)
僕はそういう反応を望んでたんです。 「なんであれをあいつがやってるんだよ」 こういうことです。「いや、なんであれを 僕がやっているんだ?」そういう反応を望んでいました。
ビョンウン:反応が本当に気になります。
ユンギ:僕も気になります。 チャレンジを最初は2月に撮って、ほんとに完璧にやったんだけど、一番最後に撮ったのが7月初め。
ルセラフィム後輩の方々と7月に撮ったのが最後だったんだけど、振り付けが思い出せないんだ。 あれ何だっけって思うほどダンスがだんだん退化する。なぜならステージでやらないから。
とにかくファンの方々に楽しく面白く見てもらおうと、 僕たちが振り付けを制作してみました。 その準備過程はどうでしたか?
ビョンウン:思ったより振り付けは早く終わりました。 制作するにあたっても、ある程度SUGAさんが意見をたくさんくれましたし。
私たちがいつも舞台が中心の振り付けを作りますけど、これはコンテンツだからダンサーのSUGAに戻ろうと思い直して、思ったより早く終わりました。
ユンギ:今回は特にそういうダンスビデオを一度見せてあげたかったんです。
ビョンウン:上手だったと思います。
ユンギ:ああ、でも、少し残念なことはいつもあると思います。あの時、もう少しぱっと切らなきゃいけなかったのに、あの時ちょっと急いだらダメだったのに、こういうのが僕の目には見えます。 音楽を作ったときもいつも僕の耳には惜しいところが聞こえます。
今回一番残念だった部分は何ですか?
ビョンウン:そうですね 私たちも同じだと思いますけど… むしろ、周りのメンバーの方々には見せていないんですか?
ユンギ:僕は見せてないんですけど、メンバーたちがどこかで見たって言うんです。
ビョンウン:みんな見て本当にびっくりしたって。刃を研いだなって。
むしろ僕は残念だったのが、ダンサーさんたちも急いでつくったので、周囲の構成などで残念なことが多いんです。
ユンギ:ワンテイクで進めたので撮影もたくさんしました。 6回くらいやったよね。
だんだん落ちる体力、落ちる集中力、そして僕だけでなくダンサーさんたちの体力まで…。
最後にくるくる回る時、ダンサーさんたちがカメラの後ろをずっと走るんです。 とにかくそんな記憶があります。
それでは歌を一曲お聴きいただきましょう。思い出をよみがえらせながらBTSの名曲をお聴きいただきましょう。
♪Spring Day
BWL,Dynamite,Butterで見せたかったもの
♪DNA
ユンギ:それではいくつかの曲を聞きながら パフォーマンスに関する話をしたいと思います。 ビョンウンさんをお迎えしたので、2018年以降のことをお話ししたいと思います。まず「Run BTS」は話したので。Boy with Luvでしたね。
ダンスがビョンウンさんっぽかったです。 BWLを製作する時、どうでしたか?
ビョンウン:BWLは、この時もシヒョクさんが積極的に介入された時期で、頭の中ですごくはっきりしたものがありました。何をしたいのか、どんな感じで進行してほしいのか。なのでこれも作業製作過程が記憶に残るように大変だったことはありません。
むしろここではメンバーたちのケミを見せようと たくさん努力しました。
ユンギ:またHalseyが踊ったんだ。 Halseyが韓国まで飛んできてミュージックビデオを撮ったんですよ。南楊州にHalseyがいるんだよ。
ビョンウン:(笑)
ユンギ:なんで?南楊州に?これを一体どうやって見てればいいんだろう? こう思ったんですが、その時一緒に踊って練習するのに、すごくHalseyが積極的に習った記憶があります。本当にありがたかった。
さぁ、そしてDynamiteは欠かせませんよね。Dynamite製作、これもディスコに昔の郷愁を呼び起こす動作がかなりあったじゃないですか。 マイケル・ジャクソンを思い出す。
ビョンウン:Dynamiteもかなり順調に自主制作が多く反映された振り付けなんですが、この時本当にキメがディスコに行くのか、あるいはジャクソン風に行くのか、その境界線で様々なバージョンがありました。
それでもどうせなら、ちょっとポップスターらしい雰囲気で行こう。それで本当に憧れのマイケル・ジャクソンさんの振り付け、キャラクター的な動作を採用しました。
ユンギ:キックとか。
ビョンウン:そうです、そうです。そして実際に練習してみると、メンバーの方々もすごくよく似合って 消化してくださって無事に終わった曲だと記憶しています。
ユンギ:これと似たようなもので、Butterもそうじゃないですか。 サウンド自体がちょうどその時の思い出を呼び起こすことができる。
ビョンウン:でもDynamite以来、本当にポップスターとしての地位がもっと上がったのがButterの時だったから。 さてこの時点で何をしようか、本当に出汁がなくなったんだけど、何をすればいいのかと。
そうするうちに歌詞を見て、さっき私たちが制作する時一番重要だと思うのが「狙い」だと言いましたけど、それで手のキスとダンスブレイクやメンバー同士のケミを狙えるように持って行きました。
ユンギ:それでは思い出をよみがえらせながらBTSの歌をお聞きいただきましょう
♪BWL
練習室の変遷 あそこで上手く行かなかった理由は
♪Yet To Come
ユンギ:皆さんは今、SUGA-Agust Dラジオをご一緒しています。
メンバーたちとパフォーマンスを練習してきたこれまでが急に思い浮かびますが。
食堂の下の小さいところから始まって、ヤンジンプラザというところでまたやって。 その次に三成洞でまた練習をして。 それからヨンサン(龍山)に来て、また準練習どんどんしたんですが。
ああ、僕はあの三成洞のあそこが、なんでこんなに練習するのがイマイチなんだろうと思ったんです。 練習室自体の「気」がそうだったんだ。地下だったからかな。
ビョンウン:いつも疲れてましたよね。
ユンギ: 龍山は地上じゃないですか。 いや、その時そこに行ったらできたこともできなかった。 覚えるのもよく覚えられないし。
ビョンウン:それはスタッフも同じだったんですけど、その理由が私たちなりに結論を下したのはいつも汚いところにいて、いきなりきれいになったから。
ユンギ:そうだね、上手く行かなかった。
ビョンウン:はい、ちょっと汚い方が良いんですよ。
ユンギ:あまりにきれいなテーブルで、勉強ができないように。
よく理解できないじゃないですか。 ジャージャー麺だけ食べていたのに、急にリアル中華コースが出たら「あれ、これ食べてもいいのかな」と思うじゃないですか。 そんな感じでした。
でも龍山に来て、それがちょっと落ち着いたみたい。 僕たちもきれいにできる。僕たちは今や多くの人が掃除をしてくれて、服が散らかっていない、靴が散らばっていないところでもできる。
でも実際にやってみると、また汚くなってくるんだよね。 もうそれはどうしようもない。
ビョンウン:(笑)
ユンギ:SUGA-Agust Dのラジオの終わりが見えて来ました。 皆さんとこんなに多くの話をして、僕が普段よく聞く歌を一緒に共有する場が用意されてとても嬉しい気持ちで最後のエピソードまで進行できたようです。
皆さんも楽しい時間だったら嬉しいです。
ビョンウンさんも楽しかったですか?
ビョンウン:とても楽しかったです。 緊張はしますね。 ずっと。
ユンギ:実際にやると緊張がほぐれませんか。
ビョンウン:いやダメですね。
ユンギ:ビョンウンさんが最後のエピソードです。 参加された感想はいかがですか?
ビョンウン:とても光栄した。 私がリスペクトするアーティストとこういう場を持つことができてとても光栄で、緊張しすぎて上手く話せたか分かりません。
ユンギ:話が上手でしたよ。
ビョンウン:そうですか? ありがとうございます。
ユンギ:最後にARMYの皆さんとBTSのメンバーに伝えたいことを話しながら 僕はこれで挨拶したいと思います。
僕がツアーを回りながらARMYの皆さんに今お会いしているんですが、本当はヨーロッパにも行きたかったし、南米にも行きたかったし、アフリカにも行きたかったです。
皆さんに会いたくなくて行けなかったんじゃなくて、 本当に物理的に時間が不可能だったんです。2ヶ月間20回以上のショーをしないといけないので…。
いつもこのように惜しみない愛をくださって、身の置きどころがのないほどです。
どうやって恩に報いれば良いのか、本当にたくさん悩んで、恩返しをするためにまた様々な面白いコンテンツも制作していますので。
僕たち末永く会いましょう。
皆さん、最後まで聞いてくださって 本当にありがとうございました。
最後の曲と共にSUGAAgust Dのラジオは これで終わりにしたいと思います。
皆さん、最後までお聞き頂きありがとうございました。最後の曲と共にSUGA-Agust Dラジオは幕を下ろしたいと思います。
Agust DのLife Goes On.